電子投票事業

電子投票の流れは以下のようになります。

受 付
1. 名簿対照係に投票所入場券を差し出し,本人確認
2. 確認が終わったら受付から投票カードを受け取ります。

投 票
3. 電子投票機に投票カードを差し込みます。
4. 候補者の氏名等が表示されます。
5. 候補者を選択します。
6. 候補者名にタッチし候補者を選択
7. もう一度確認画面で確認
8. 訂正する場合は候補者名に触れると前のページに戻れます。
9. 候補者名の確認
10. 最後に投票ボタンを押して投票する。
11. 投票したい候補者がいない場合は,候補者を選択せずに終了するを押して終了することもできます。

終 了
12. 投票時間終了後、各投票所から電磁的記録媒体が開票所へ搬送されてきます。期日前投票の電磁的記録媒体も同じ扱いとなります。

開票の流れ

開 票
13. 各投票所の電磁的記録媒体に記録された投票データを,各区の開票所に設置されたコンピュータで集計します。
14. 点字投票,不在者投票,郵便投票及び仮投票の紙による投票を,従来どおり手作業で開票・分類し,集計します。

結 果
15. 候補者ごとの得票数を計算し,点字投票,不在者投票,郵便投票及び仮投票の紙による投票と合わせて集計され,選挙結果が報告されます。


組織図



電子投票実施手続のシミュレーション
弊社では電子投票実施のご内示を頂けた場合には、以下のプロセス(手順)にて準備並びに選挙を実施致します。
台数の算出
有権者数及び投票所の数をもとに必要な投票機台数の算出

デモンストレーション
1.
有権者の皆様に投票機器に慣れていただくため、ご指定の場所と期間及び時間帯にて体験投票の場を設ける。
(例えば、村役場内又は周辺及びショッピングセンター等において一定期間)

2.
宣伝カー持込の上、各部落にて巡回体験投票集会を行う

3.
お祭りのような村全体を対象とした行事がある場合は、その場所周辺にて体験投票の会を催させていただく。

見積りと契約
選挙期間中及び事前のそれぞれについて費用の見積書を提出し、ご相談の上契約を行う。
(この時点で、機器についてレンタル、リース、買取のいずれになるかをご相談させて頂く。当方はいずれにしても対応致します。)

直前の準備
1.
選挙の投票日当日に投票所係員になっていただく役場の職員、選挙管理委員会関係者等に投票機関連機器の取扱説明及び実習を数日にわたり行う。

2.
投票機の搬入
選挙開始日の数日(約一週間)前にご指定の場所に所要投票機を納入する。

3.
立候補締切時間後に当該選挙の立候補者が確定するため、期日前投票に備えて投票画面の製作を開始し、翌朝午前八時までに指定の期日前投票受付箇所にそれぞれ二機づつの投票機を設置する。

4.
期日前投票開始前に選挙管理委員会立合のもとに「0(ゼロ)テストを行う」
(投票機の中に投票データが保存されていないことの確認)
5.
期日前投票の期間中技術担当者一名を常時待機させる。
6.
選挙投票日の投票機のレイアウトについて協議並びに現場検証を行い電源の確認や車イス投票者向けの低い高さのテーブルの確保等を行う。
7.
投票日前夜に投票機を各投票所に所要台数の持ち込みを完了する
(持込前に弊社の事前チェックマニュアルに基づき機器の各ポイントのチェックを行う。)

当日の対応
1.
午前六時までに各投票所ごとに技術担当者を配置し、投票開始に備えての最終点検を行う。

・電源の確認
・念のためバッテリーもフル充電にしておく
・正副フラッシュメモリーの投票機への挿入
・投票機起動用PEB(カード)の確認
・投票結果、運搬用の箱及び鍵の確認
2.
各投票所係員立合のもと、0「ゼロ」テストを行い、投票機に既存投票が無い事を確認する。
3.
有権者の流れを見極めつつ、投票機への誘導を含め臨機応変に対応していく。

締切り後の対応
・投票時間終了と共に、すでに投票所入り口での受付を済ませて投票所内におられる有権者の有無を確認、それらの有権者の投票を可能にするためのマニュアルに従い投票機設定を行う。
(投票時間になると投票機は自動的に投票を受付なくなるので特別許可を下すための措置が必要となっている)(この装置はES&S社 の派遣下技師立合人にしか出来ない)

・投票機を閉鎖し、正副のフラッシュ・メモリーを取出しそれぞれの所定の小箱及び外箱に納入後、施錠の上すみやかに運搬要員に手渡し、運搬作業の進行状況を確認する。

開票所での対応
各投票所より送致されてきたフラッシュメモリーをそれぞれの運搬用の格納箱より解錠して取出し、正・副別に並べて係員による数の点検を受ける。
各フラッシュメモリーをリーダーにかけて各候補者別の得票を加算していき最終的数字を読取る。
集計結果を係員に文書にて報告し、一旦業務を終了する。
解読済のフラッシュ・メモリー(正・副)を後日に備えて所定の保管ルールに従い確保しておく
選挙管理委員会よりの要求に応じて、それらを提出する。
開票作業の終了を待って各投票所での投票機の撤収作業を開始し速やかに終了する。
役所関係者にご挨拶をして所定の場所に集合する。